2013/08/05セミの羽化を撮る①
EF24-70 F4Lには簡易マクロ機能が付いているということで、テストも兼ねてマクロ撮影に挑戦してみました。
近所の公園には「セミの穴」が沢山あり、会社帰りに寄ってみると羽化をしようとして地面を歩いている幼虫を見つけたので捕まえてきました。
マクロモードを試してみたのですが、感触として以下の通りでした。
・ピントが合う被写体までの距離はかなり限定される。5cmから10cmぐらいのところ。
・AFはあまりあてにならない、ライブビューとMFで行うのが確実。
①いよいよ羽化をする決意をしたのか、じっとしている状態です。暗い外ではわかりませんでしたが、背中や羽の下に成虫の体ができており、部分的に緑色になっています。
②羽化の直前です。腹の部分が伸びてきます。
③背中が裂けてきて、成虫の体が出てきました。でもここでハプニングが発生。左側の足が外れてしまい、身体を動かしてウンウンいってもこれ以上身体が抜けなくなってしまいます。急遽足をセロテープで雑巾に固定しました。
④何とか無事に身体を抜き出す動作が続きます。顔が出てきます。
⑤上半身がだいたい出てきました。眺めている限りはほとんど気になりませんが、このあたりは身体を結構激しく動かし、マクロ撮影だと「ピントを合わせて動きを止める」のはかなり難儀します。ボケが大きいのは絞りを開放気味にして、シャッター速度を上げているためです。
⑥ほぼ全身が出てきました。
その2へ続きます。